無電力放電ランプとは、水銀灯の代替照明として昨今注目を集めている照明器具です。
その理由は水銀灯と比べて、30%~50%の節電効果が見込めることと、無電力放電ランプから発せられる光が光の三原色であるRGBの産波長の為、より自然で太陽光に近い発色になり、演色性に優れているからです。
また、今までの照明器具でもある、蛍光灯や水銀灯は電気を流すたびにフィラメント電極に高い負荷がかかり、壊れてしまうと光を発せなくなってしまいますが、無電力放電ランプはフィラメント電極自体がなく、電極自体の故障がないため、蛍光体や安定器の経年劣化以外で突かなくなることがないため、今までの照明器具に比べて5~10倍の寿命になるため、長寿命・高耐久であるだけでなく、照明の交換やそれに係る工事費の低減などの間接コストの削減も見込めます。
長寿命・高耐久で様々なコストカットを見込める無電力放電ランプが、今まで認知されなかった理由ですが、安定器からフェライトコアに電流を流す際に発生する高周波による電波障害やセンサー類の誤動作を引き起こすことがあったため、長く敬遠されてきました。
ですが、私たちが販売を行っております「MEXEL」は高周波の発生自体を内部の回路を調整・改善することにより、極限まで抑制し、ノイズコントロールすることに成功しました。
総務省指定の検査を受検し、総務省型式認定を取得できましたので、自信をもって安心・安全を提供できる製品です。
照明の基本原理は、蛍光灯と似ていますがフィラメント電極がないことで長寿命につながっています。
STEP1
専用安定器(バラスト)から、フェライトコアに電流を流すことで高周波信号を流し、管内で磁界・電界を発生させます。
STEP2
電界で放出された電子がチューブ内のアマルガム粒子と融合することで紫外線が放出されます。
STEP3
放出された紫外線がガラス管内に流布された蛍光体により三波長(RGB)RGBの可視光線に変換され発光します。